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03月31日

所謂、「年度末」の一日である。我が社の決算年度は12月~11月なので、この3月末がどうの、という事はないが、やはり学生それから社会人になっても3月末で、ひとつの区切りをつけて、4月1日から新しい「一歩」を踏み出すという感覚は長年にわたって染み付いているので、それなりに「区切り」は付けたいと思っていた。
そんな意味で創業以来、色々と取り組んできて、ようやく一つの仕事がFinishまでいき、今日付けの「請求書」を発行する事が出来た事は、やはり売上を上げていかなくてはならない「営利企業」の宿命を考えると、「小さい」けれど「大きな」一歩、それがすなわち最初の「区切り」になるのではないかと感じている。その仕事というのが、HP制作を請け負ったときに、「名刺のデザインも」と川井従業員のデザインワークを見込まれて請け負った仕事であり、かつその出来栄えも期待にこたえたもので満足して頂けたという事で、経営者というか、プロデューサーとしては、とても満足なのである。

03月29日

今週で3月も終わりで、ほんとにあっという間に時間が経っていく気がしている。この3カ月間を振り返ると、まず、インタビューを全部で10本こなせたのは大きかったと、思う。それぞれが、PS立ち上げ時に多大な功績を残された方々であり、そこで聞く事のできた話は、貴重かつ面白い話であり、4月からの具体的なアウトプットに向けて作業を進めているところだが、今からその反響が楽しみである。本HPにおいても、何らかの形で、アナザーサイド的な連動企画を立ち上げる予定なので、期待をして欲しい。
次に、創業当初は考えていなかった「HP制作業務」を開始出来た事も嬉しい「誤算」であった。川井従業員に弊社のHPを作ってもらった訳だが、それを見た人が気にいってくれた事がきっかけとなり、「創業したけれど、HPがなく、かつそんなには費用をかけられない」企業向けのプランを企画したところ、ここまでに数社とのお取り引きが開始されることになったのだ。まずは、その数社に満足をして頂けるHPを作り、今後に繋げていきたいと思っている。最後に肝心なゲーム関係に関してだが、正直、進捗が滞っている部分もあり、なんとか4月にはそこを打開していきたいものだ。こうして顧みると、結局ビジネスも「人」と「人」との「繋がり」が大切であり、これまでの「繋がり」を大事に育むと同時に、新しい「繋がり」にも積極的に取り組んでいかねばならないと痛感している。

03月25日

終日、原稿書きをして、夕方よりお台場のZeppTokyoへ向かう。BobDylanの東京公演4日目を見るためだ。1960年代から、常に第一線で現役を張り続けてきた「神様」は、今年68歳になるそうだが、その「威光」はいささかも衰えるどころかいっそうその「凄み」を増しているかのようだった。「女の如く」「激しい雨が降る」等の私の聞きたい曲もやってくれて、2時間のスタンディングは、さすがに少し疲れたが、それも心地よい疲労感であり、高校の友人S君とそのまま「KingHarvest」に向かい、コンサートの余韻を楽しみつつ、グラスを重ねたのであった。
今回の日本公演の詳細なレポートがこちらで読めるので、ご興味のある方は是非。(残り3日のコンサートチケットは残念ながらSoldOutのようです)

03月23日

昨日は、株式会社テイユウゴトウの代表取締役社長である後藤禎祐氏のインタビューを行った。広尾の奥まった場所にある非常におしゃれなオフィスに出向いてのインタビューとなった。後藤氏は、初代プレイステーション、PS2、PS3それぞれのコントローラ、PSPのUMDディスクのデザイン等を手がけた方であり、他にもVAIOなどのデザインで世界的にも名前の知られた方である。その方をして、「自分が最も誇れる仕事」と言わしめたプレイステーションのデザインワークスに関して語っていただいた数々のエピソードは、実に興味深く、おもしろいものであった。「PSの正確な歴史を残してください」という後藤氏から私へのメッセージを重く受け止めて、オフィスを後にした。

03月22日

ここにきて、かつて一緒に仕事をしたのだけど、その後連絡を取っていなくて、昨年来の独立・起業時にも、挨拶出来ていなかった方から、いくつか連絡を頂いた。一人目は、前の会社の同じ部署で、ネット系のプログラムをされていたH氏で、現在はなんとここから歩いて5分足らずのR社に勤めているとの事。さっそく挨拶に来てくれて、色々話をする。こちらが、HP系の仕事をしているという事で、HPに関わるシステムの仕事があれば、是非。という事で別れる。
2人目と3人目は、今から10年以上前に、アーク・エンタテインメントという会社で一緒だったS氏とT氏。S氏はゲームのプログラマーで、アークを辞めた後にやはり自分で会社を作って、色々と活躍をされている様子である。T氏はゲームディレクターで、現在はフリーで活動をされているらしい。両名とも、私が独立したという噂を聞いて、弊社のHPを訪ねてくれて、「お問い合わせ」フォームからメールをくれたのであるが、これなどは、HPが持つ潜在的な「威力」と言えるのではないだろうか。まったく連絡方法がない知人が自分を探し出してくれるのは、このネット社会ならではだと思う。

03月18日

17日のHPの打ち合わせは、「前向きな」打ち合わせになった。彼女の会社のHPはもちろんなのだが、近々行う、ある音楽系のキャンペーンサイトの依頼でもあった。そのサイトを中心にクラブメンバーを集め、情報発信・SNS的な事もやりたいというリクエストであり、エンタテインメント志向の私としても当然「やってみたい」ジャンルの仕事なのであった。まずは、技術的な検証を行い、全体的な見積もりを出してみる事からスタートである。打ち合わせ後に彼女から来たメールに「知識のない人間でもHP立ち上げられるという事をアピールしたい」とあり、この仕事がうまくいき、口コミとかで仕事が広がっていけば、嬉しいものである。
その後、新宿のM社のO社長と会食。「はつくら」にて、酒の肴を散々食べた後に(メニューには載っていない)締めの「納豆ご飯」まで食べてしまった。
明けて、18日は夕方から目黒にて打ち合わせ。創業先輩のU社長から、色々なお話を伺う。

03月17日

会社でPS3のモニター用に買った液晶TVが「エコポイント」の対象商品であったので、そのエコポイントを使って、ゲーム用の無線ルーターを買ってきた。昔に比べて無線ルーターも小さくて安く(5000円)なったものだ。さっそく設置して、PSPとDSで繋がる事を確認。説明書通りに行えばものの5分もかからないで、これならば普及するのも無理はないだろう。
今日は、夕方から、以前メールを頂いていたHさんと、彼女の会社のHPの打ち合わせが入っている。会社の名前が、いかにも彼女らしい「やさしさ」と「やすらぎ」に満ちたものなので、HPもそれに沿った女性らしいものを作ってあげたいものである。

03月12日

午後から千葉県柏市に出向く。グランプリという会社の青柳社長にインタビューをするためである。青柳氏は、NEWという会社で、PS初期のヒット作「ボクサーズロード」を作られた方である。当時ゲーム会社としてはまったく無名であったNEWが出したこの作品は、ボクシングというあまりゲームにはなじみのないジャンルであるにも関わらず、「全てのオブジェクトをポリゴンで作る」という意欲的な制作姿勢がうけて、雑誌とかにも良く取り上げられ、結果ユーザーの評価も高く、45万本を超える大ヒットになったのである。ある意味PSが生んだ「アメリカンドリーム」かもしれない。青柳氏は、その大きな体に似合わぬ控え目な好人物で、当時のエピソードを語ってくれた。これまた、楽しみな記事になると確信している。1時間強のインタビューが終わり、妙に(?)繁栄している柏の街を後にした。事務所に戻り、今度は笹塚にあるS社のY社長をお迎えして、夕食を共にした(またまた「はつくら」でした)。

03月10日

さっそく岡本さんに来ていただき、HP制作の打ち合わせを行った。打ち合わせそのものは割とスムースに運び、その後は、最近の業界事情の話をあれやこれや。ここでは書く訳には行かない話も聞くことができた。その後、SME時代に一緒に仕事をしたT氏と落ち合い、軽く「はつくら」で飲んだ後、赤坂の「KingHarvest」に繰り出した。(それにしてもこの2軒の頻度が多いです)今から20年以上前にSMEのA&R1部という洋楽の制作・宣伝部門の大先輩であるKさんの「還暦」のお祝いがあるのでそれに参加した次第である。非常に懐かしいメンバーとの再会は、無条件で楽しく、深夜の2時くらいまで盛り上がったのでした。

03月08日


夕方より、元SCEの常務取締役である田尻彬氏のインタビューを行う。これまでのインタビューがどちらかというとソフト寄りの人選であったのに対し、彼はPlayStationという「ハード」を作ってきた側の責任者である。全世界で「初代」は1億台。「2」も1億台以上という、「単一商品」としては史上最高の売り上げを上げてきた訳であるから、ソフト開発とはまた別の様々な苦労&成果を上げられてきた訳である。(「単一商品」という意味は、たとえば「WalkMan」はトータルでそれ以上売れているが、様々なバリエーションの「商品」が存在する)「ハードの話はあまり面白くないから」と謙遜されていたが、まったくそんなことはなく、門外漢の私でも感心してしまうような面白いエピソードを語って頂いた。インタビュー後、私と川井従業員と田尻さんで、お疲れ様会をおなじみ「はつくら」で開く。途中で岡本さんも参加して頂き楽しい時間を過ごした。その場で、岡本さんがそれまでの自営業者から株式会社を立ち上げられたと聞き、嬉しいことにその会社のHP制作の依頼を受けることができた。心して制作に当たろう。

03月05日

午後よりコンサルタントのS氏に事務所に来ていただき、経理の事などを話す。先日亡くなった重松さんに話題が及び、「ともかく健康で、日々暮らせる事の幸せ」がどれだけ貴重かという話になったが、そのためにも「頑張りましょう」という結論である。来月にはSさんにも良い報告をしたいものだ。
夕方から、古い知人であるI氏の訪問を受ける。I氏は、かつて私がレコード会社のプロモーターだった時に、某ラジオ局のディレクターをやっていた人で、これまた20年以上のお付き合いである。最近は「競馬サークル」のほうでの交流が多く、彼が所有する大井の競走馬を一緒に応援したこともある。おなじみ「はつくら」で話をするが、HP系の仕事(競馬関係)に関して非常に有意義なアドバイスを頂き、さっそくその件に関して動くことにする。

03月04日

W社社長のU氏と昼食を共にする。U氏は先週、動脈のカテーテル手術を終えたばかりだが、元気なご様子でなにより。「はつくら」昼の定食の「逸品」である「刺身定食」をぺろりと平らげていた。昼食後、事務所に戻ってあれこれと話をする。U氏も弊社HPを気にいってくれていて、知り合いの会社を紹介してくれるというので、簡単なイメージサンプルなどを作って、打ち合わせに臨もうと思う。
その後連絡が入り、来週金曜日に、アートディンクに続く「外部」の2社目である、G社へのインタビューが決まる。G社はその前身のN社時代にPS初期の話題作を出されており、高橋裕二(1月12日の日記を参照)さん的に、「非常に印象深く、かつお世話になった」と言わしめた会社である。個人的にも、当時注目した作品であり、どんな話が聞けるか楽しみである。

03月01日

本日より3月。諸々、具体的に形にしていかねばならない時期である。
夕方より、SCEの佐々木EVPの訪問を受ける。昨年、会社を辞める際に、色々と相談に乗っていただき、辞めた後も何度か、夕食に誘っていただいたりしているが、何分お忙しい方なので、こちらの事務所に来ていただくのは初めてである。「想像していたより、立派な事務所じゃない」と、感想を述べていただき恐縮した次第である。その後、例によって「はつくら」に移動して飲みつつ色々と話をする。中々、ここでは明かせない話が多いのだが、取りかかろうとしているゲームの話に関しては、非常に良い感触を頂けたので、安心してこちらでの作業を進めていく予定である。


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