04月11日
本日は、あの3月11日からちょうど一カ月です。東京の桜は満開で、気候もだいぶ暖かくなり、例年であれば、「春の陽気に誘われて」という感じなのでしょうが、やはり今年は、社会全体になんとなく「沈滞した」ムードが漂っている様子なのはしょうがないのでしょうか。周りから聞こえてくる話も「旅行をキャンセルした」とか「お客が全然来ない」とか、いまひとつ元気な話題がありません。こんなときだからこそどこか旅行に行きたいと思ってみても、小田急のロマンスカーが依然として全面運休とか聞くと、「各駅停車で箱根まで行くのもなんだかなー」と今一つな感じです。節電のほうもひと段落したよう(もちろん夏の時期には厳しく節電せねばと思いますが)ですから、ここらでロマンスカーとか行楽向けの電車を走らせてみるのはどうでしょうか。ゴールデンウィークまでこの調子だと、観光地とか間違いなく「2次災害」で経営が苦しくなってしまうと思いますし、その事が全体的な「復興」に良くない影響を与えてしまうと思うのです。 04月01日
更新が、2月の17日から止まってしまっていて、ご心配をおかけしたかもしれません。 実は、HPの更新をやってくれている川井さんが、体調を崩して3月一杯お休みを取らせて頂いていました。関係各位の方にもご迷惑をおかけして申し訳なく思っています。その川井さんが、本日より復帰してくれる事になったので、まずは、そのご報告を兼ねて日記を更新してもらいました。まだ万全な状況ではないので焦らずにぼちぼちとやっていってもらおうと思っています。更新が滞っていた間に、とんでもない災害が起きてしまいました。3月11日のその瞬間は、私は山手線に乗っていて、有楽町駅にちょうど着いた所で、あわててホームに飛びだしたのですが、これまでに経験した事のない揺れに、周りはパニック寸前でした。そこから秋葉原の事務所まで歩いて戻ったところ、幸いなことに事務所内部は、まったく被害はありませんでした。TVで、「JRは復帰の見込みなし」と報道されたので、徒歩での帰宅を決めて17時半に事務所を出て、初台の自宅まで2時間余りでたどり着きました。その後にみる被災地の惨状には心を痛めていますし、先の見えない原発は大変心配ですが、今は我々で出来る日常生活をしっかりすることが大事なのだと思っています。あせらず、地道に希望を持って、という所でしょうか。 |