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第4回インタビュー
藤澤孝史 氏
1965年生まれ。大学生の頃からバンド活動をしており、85年に出たばかりのシークエンサーを購入し「打ち込み」を始めた事がその後のYAMAHAでの楽器開発や、マニュピレーターの仕事につながっていく。エピックソニーと縁あってスーパーファミコンの音楽を手掛けることになり、PSでは「音」に関して、非常に重要な役割を果たすことになる。
――小室哲哉さんと仕事するのはいろいろな意味では大変だったようですね?
藤澤:本業のほうが大ブレイクしてしまってからは大変でしたね。打ち合わせにスタジオにいっても、3時間4時間待つのがざらになってきて、それで打ち合わせは1時間も出来ないで、その時は後ろに(順番待ちの人が)ぶわーっと並んでいるみたいな感じで。
――小室さんに曲を書いてもらうだけで、大ヒットは間違いない。みたいなノリでしたからね。
藤澤:マネージャーが2、3人いて、打ち合わせの「仕分け」をする訳ですよ(笑)。我々のは、発売日も先なので当然プライオリティが下がる訳。ある時は5時間待った揚句に 「ごめん、彼女が風邪ひいたから今日は帰っていい?」って(笑)
――まさに「振り回されていた」わけですね。
藤澤:それだけ苦労もしましたけど、時代の最先端の空気を吸えたので楽しかったですけどね。
藤澤さんは、SCE時代にはゲーム制作上、大変お世話になりました。性格的には大変 温和でやさしい方であり、仲間の信頼も厚かったと思います。インタビュー本体は週刊ファミ通(6/3発売の6/17号と6/10発売の6/24号)にて掲載。





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